空き家になっている住宅を売却するために価値の査定を依頼した体験談

市街地から離れた実家の敷地内に長く放置された空き家。管理し続けることが難しく売却を検討

空き家

高齢の両親が住む実家の敷地内には現在では使われていない住宅がそのまま放置されていました。両親が若い頃に借家として使っていた建物ですが、市街地から離れた立地のために人が入らず、空き家の状態で長く放置された状態でした。また、広い敷地の端に建っていたことから両親が管理することが難しく、私も多忙なことから売却を検討していました。
建物の売却については土地の価値や立地環境が金額を大きく左右することから、不動産業者に価値の査定をお願いしました。両親は当初は自宅の敷地内にある建物を売却することに難色を示していましたが、自分で管理できない建物を所有し続けていても税金が余計にかかり、生活に支障をきたすことを説明したことで売却に前向きな姿勢になってくれました。

不動産物件の価値の見積もりは、利用目的や立地環境の他に調査を行う業者の経験則も関係するため、同じ物件でも価値が変わってくる

不動産業者による査定は現地での検分を行ってすぐに結果が出ましたが、私が予想していたよりも低い金額が算出されました。建物の築年数が長く、交通の便が良くないことが金額の低さに繋がっていると説明されましたが、提示された金額に不満だった私は別の不動産業者に改めてお願いしました。すると、同じ物件にも関わらず、先の業者よりも高額な金額が算出されました。
不動産物件の価値の調査に対する知識が無かった私には同じ住宅物件で異なる金額が提示されることが理解できず、詳細の説明を業者に要求しました。不動産物件の価値の見積もりは利用目的や立地環境の他に調査を行う業者の経験則も関係するため、同じ物件でも価値が変わってくることを説明されました。特に築年数が長い住宅物件は建物そのものの価値が殆ど無いことから、建物をそのまま使うか更地にするかなど、土地の活用方法も考慮して算出することを説明されました。

長く放置していた空き物件の所有権が無くなり、管理の手間や税金の支払いから解放されたことに両親は満足

建物の売却を検討していた両親は査定額の違いに納得できず、売却を取りやめることを考えるようになりました。しかし、使わない空き家を持ち続けることのデメリットを改めて説明したうえで、売却で得た収入を自宅の修繕に用いるように勧めることで売却に対して再び前向きな姿勢を見せるようになりました。
手続きの代行に思ったより時間がかかったことや手数料が嵩んだことが予想外でしたが、長く放置していた空き物件の所有権が無くなり、管理の手間や税金の支払いから解放されたことに両親は満足していました。
また、売却の手続きを間近で見ていたことで不動産の扱いについても正しい知識を持つことが出来たのが良い経験でした。